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2011年 12月 14日
先日、グレン・グールド(音楽家)の映画を観てきました。 彼のピアノは、もちろん家ではよく聴いていますし、 その風変わりな性格や演奏方法も、よく知られているものだと思います。 映画では、彼の一生をドキュメンタリータッチに描いており、 バーンスタインやアシュケナージなど、登場する人物を観ているだけでも豪華。 当然ですが、劇中の音楽は全てグールド演奏によるもの。 映像も美しく、音楽も素晴らしいので、ぜひ期間中に観てみてください。 http://www.uplink.co.jp/gould/ 彼はピアノを完璧にコントロールしていました。 それはもう、それ以上のものがないくらいに。 ピアノという「道具」と、自分の肉体(指の動き)を、 完璧に理解していたのだと思います。 演奏中は、ピアノと彼の肉体がそこにあるのみで、正確なタッチから 紡ぎ出された音の羅列が、空間を満たす。クリアーで清潔な、音。 完璧なコントロールが、彼の音楽の世界を、形作っていました。 きっと料理も、火と、水の完璧なコントロールができたら、それは もう芸術と呼べるような一皿ができるのかもしれない。 人生は思うようにいかない(グールドもそうだったように)。 けれど、その全てではなくても、理解して、感覚を働かせて、コントロール することで、素晴らしいものを作ることはできる。 それは芸術だけでなくても、もっと身近な生活空間や、仕事にも 共通していることだなぁと思います。 ▲ by igrekdoublev | 2011-12-14 13:51
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