日々のあれこれ

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2012年 07月 24日

printed matter 2

印刷物の二作目ができました。
テーマは"Forest"、森です。

今回は緑色のものが作りたい、ひたすら緑緑緑、緑色の紙に緑色の印刷、
緑色のメガネまで作る!?なんてところから始まりました。
いつも山中さん、邑口くん、田島さん、私の4人で話し合います。
色々話し合う中で野菜の迷彩、ナイフ、フォークは武器の様にも見える、
などミリタリーな要素も出てきました。
森の中で美味しいものを探して、食べるための道具として、人を幸せにする武器。

今回は、B4という紙の大きさのイメージが最初に決まっていました。
それが複数枚入る、最大で7枚くらい、様々な紙で、本物の森の写真も入れたい、
ということで、料理は4品くらいだろうということになりました。
4品なら、ちょうど前菜、プリモ、セコンド、デザートのコースになるということと、
四季の流れも表現できるということで、ちょうど良かったのです。
そこから、このようなコンセプトに決定しました。

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春は裸足で掛け出したくなる、緑色の草原。
夏のうだるような暑さと退屈な夕暮れ時。
秋は色彩豊かな大地の恵みに感謝を捧げます。
冬の山道に見る枯れ木と雪、そして落ち葉の色。

森の中にじっと潜み、目を凝らすと見えてくるような景色を料理にしました。
肉も野菜も果物も、本当は森と繋がっていて、スーパーマーケットに
並んでいるものを見ているだけでは、見えてこない世界です。

そうそう、森へ行く時には、葉っぱで作った迷彩服を着て。
ナイフとフォーク、小さなスプーンもお忘れなく。

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今回も様々な問題に直面しましたが(ほんとうにたくさん、、、)
最高のメンバーによる知恵と努力と手作業によって、非常に完成度の高い
印刷物を作ることができました。
毎回必ず入る手作業と、機械にしか成し得ない部分の奇跡的なバランスに、
作りながら感動しています。
問題に直面した時の、妥協ではない解決点(しかもそれがもっと良い解だったりもする)
の提示が、突然舞い降りてきたり。非常にエキサイティングです。
みんなでハンズをぶらぶらしているときに閃いたり、田島さんの膨大な経験と知識から
導きだされる答だったり。
「仕上がるものの差はセンスや能力ではなく、諦めるか否か、そこによるものが大きい」
とは、GINZAのADをされている平林奈緒美さんの言葉ですが、本当にその通りだと思います。
最後まで諦めないチームです。

おかげさまで、京都の恵文社一乗寺店から連絡を頂いたり、東京だと、ユトレヒトの
江口さんが興味を持ってくださったり。お店で買える場所も、徐々に増えてきています。
そして今週の水曜から、西麻布のRにて「印刷物展2」が始まります。
桃のソルベを作って、皆様のお越しをお待ちしています。
今回の「2」は配送方法が簡易書留(690円)なので、なるべくお店で買われることを
お勧めします。Rでも、印刷物展が終了した後も引き続き買えるよう、置いてもらう予定です。

お皿の中に現れる四季の森の景色を、どうぞお楽しみください。
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by igrekdoublev | 2012-07-24 09:25


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