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2011年 12月 14日
先日、グレン・グールド(音楽家)の映画を観てきました。 彼のピアノは、もちろん家ではよく聴いていますし、 その風変わりな性格や演奏方法も、よく知られているものだと思います。 映画では、彼の一生をドキュメンタリータッチに描いており、 バーンスタインやアシュケナージなど、登場する人物を観ているだけでも豪華。 当然ですが、劇中の音楽は全てグールド演奏によるもの。 映像も美しく、音楽も素晴らしいので、ぜひ期間中に観てみてください。 http://www.uplink.co.jp/gould/ 彼はピアノを完璧にコントロールしていました。 それはもう、それ以上のものがないくらいに。 ピアノという「道具」と、自分の肉体(指の動き)を、 完璧に理解していたのだと思います。 演奏中は、ピアノと彼の肉体がそこにあるのみで、正確なタッチから 紡ぎ出された音の羅列が、空間を満たす。クリアーで清潔な、音。 完璧なコントロールが、彼の音楽の世界を、形作っていました。 きっと料理も、火と、水の完璧なコントロールができたら、それは もう芸術と呼べるような一皿ができるのかもしれない。 人生は思うようにいかない(グールドもそうだったように)。 けれど、その全てではなくても、理解して、感覚を働かせて、コントロール することで、素晴らしいものを作ることはできる。 それは芸術だけでなくても、もっと身近な生活空間や、仕事にも 共通していることだなぁと思います。 2011年 08月 31日
今回のGINZAはお買い物特集。 ちょっとお買い物観について書いてみたいと思います。 昔はもうコムデギャルソンフリークだったので、とにかく 買いまくっていました(笑) 学生時代のバイト代は、ほとんどコムデギャルソンに捧げたと言っても 過言ではありません。 そしてそれと同時に、家具や建築も好きだったので、インテリアにも手を伸ばし、 (というのも、服ばっかりにお金をかけて、部屋は気にしない、というのが 嫌だった)美味しいものも好きだったので、食べ歩いたり、あるいは自分で作ってみたり。 そうこうしているうちに、料理もできるようになりました。 衣食住の三角形のバランスがとれるように、色々なものを買い漁る日々。 ただ、闇雲に何でも買うのではなく、一つ一つ吟味して、本当に必要で、 自分の部屋に置いたり、着たりしたときに嫌じゃないか?イメージができるか? そして「きちんとしているか」というのがキーでした。 きちんとしたもの、それは経年変化に耐えうる、時間を越えて評価できるもの。 しっかりものを選んできたおかげで、うちには十年以上使っているものがたくさんあります。 毎日目に入ってきても、飽きずに使え、かつ美しいもの(金額は全く関係ないです)。 引っ越しの時に捨てるものがたくさんある、というのが信じられないのです。 うちには捨てるべきものは何もないので、引っ越しは大変なのですが、何年も かけて妥協せずに集めてきたものに囲まれていて、幸せです。 子供の頃に誰もが持っていた、宝箱。今は宝箱の中に住んでいるとさえ思えます。 これからも宝物が増えていくんでしょう。。。うーん、箱がいっぱいになりそう。 そして今、教室でいくつかの料理道具を扱わせて頂いています。 全て自分が使ってみて、納得し、心からお勧めできるものだけをこちらから お願いして、販売させてもらっています。 そして生徒さんには「買ってください!」と言うようにしています。 それはなぜか。単純な答えですが、いいものを作っている会社も、 売れなければ作り続けていくことができなくなるからです。 本当に、本当にまがい物だらけの世の中で、とにかく安いものが 売れるこの現状。安くて、使い捨てで、経年変化に耐えられないもの。 洋服、本、家具、食べ物、建築、全てのジャンルに蔓延していますね。 (作り手の意識からおかしいと思ってますけど。ゴミを作るな!安くて いいものもたくさんありますが、見極める目が必要。) そんなものばかりが売れて、真面目なもの作りをしている職人さんたちが 仕事をできなくなり、いいものを世に出すことができなくなったら、 それはとても悲しいことです。想像したらゾっとします。 買い物をする時に、頭に置いておきたいのは、 「人よりものの方がずっと長生きする」ということです。 時を経てアンティークになるか、ゴミのまま残るか。 イタリアで買った安いアンティークのお皿があります。 ヒビが入っていたので、直しに出しました。 「かすがい」という直しの手法で直してもらいましたが、見積もりは そのお皿を買った値段の3倍(難しいやり方なので値段も高いのです)。 そのかすがいを友人は銅で作ってくれました。 皿の絵柄が深いこげ茶で、使っていくうちに銅のかすがいに緑青が入って、 より美しくなるのではないか、という理由です。 もしこのお皿が、無事に壊れずに100年、200年経った時、私たちはもうどこにも 存在しませんが、誰かがまたこの緑青のふいたかすがいを美しいと思い、 使い続けてくれたらどんなに素敵なことだと思いませんか。 ゴミを出さない、というのはそういうことではないでしょうか。 ![]() 2011年 07月 28日
この夏、ハマったのがpanpuriの石鹸です。 マンダラ・スパでも使用されているもので、香りが抜群に良いですね。 タイのオーガニックブランドで、新宿伊勢丹の2階で取り扱いがあり、 ハンドケアやボディーケアまで幅広く商品展開をされています。 日本で買うと結構良いお値段なので、タイへ旅行に行った友人に 頼んで買ってきてもらいました。パッケージも素晴らしい。 引き出しに入れて、ハンカチに移る香りを楽しんでいます。 ジャスミンがお気に入りですが、他にもレモングラスやローズウッドなど、 4種類作られているようです。 ちなみにうちのお風呂場は、シャンプーと石鹸しか置かないようにしています。 ごちゃごちゃ水回りに物があると、容器の底がヌルヌルになったり、掃除が大変。 物は少ない方がいいですね、といってもお気に入りは増えていく一方。。。 ![]() 2011年 07月 14日
前回の快眠つながり、ということで今回は枕です。 コンランショップのオリジナルで作られている、ダウンピロー。 ダウンとフェザーが半々の割合で詰めてあり、長年使用していますが、 天気の良い日に干してあげれば、膨らみは全く変わりません。 3つ持っていて、一番古いもので8年くらい使っていると思いますが、 見分けがつきませんよね。新しいものでも4年は使っていると思います。 高密度の二重の綿ツイルで包まれているので、羽が抜けてくる事も 滅多にありません。 一時期テンピュールの低反発枕が爆発的に流行りましたが、これだけ しっかりとした羽枕だと、もはや低反発枕と同じような使用感。 枕を買うと、ついてくる(というか枕が入れてある袋)も布製の ベージュと水色のストライプで、とてもかわいらしい。 うちではランドリーバスケット代わりに、吊るして使っています。 ピローケースも肌触りの良い、上質で大人っぽいデザインのものが 揃っています。 眠る事は、一日の終りの、最後の幸せな時間。大切にしたいものです。 ![]() ![]() 2011年 07月 03日
今月はアジアっぽい気分です。 布はCOMME des GARCONSの青山オリジナル(懐かしい)。 花は作りました。 鳥はネパールの木彫りで古いものです。 ![]() |
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